いくらの予算で建てられる?注文住宅の予算の決め方を紹介

いくらの予算で建てられる?注文住宅の予算の決め方を紹介

いざ注文住宅を建てることになったら、頭金があるないに関わらず、いくらか住宅ローンを組む方も多いのではないでしょうか。しっかりと予算を決めて返済計画を立てるなど、間取りなどを決める前にしておかなければならないことは以外にも多いのです。しかし、きちんと予算を組まずに家を建てると、毎月の支払いに追われてしまい、ゆったりと過ごす時間も損なわれてしまう可能性があるのです。

そこで今回の記事では、注文住宅の予算の決め方から、コストを抑えるためのポイントについて紹介します。

注文住宅を建てる予算の決め方

最適な予算を立てるためには、注文住宅における必要な情報などを知ることが大切です。ここでは、注文住宅を建てるための予算の決め方を紹介します。

注文住宅に必要な費用を知る

注文住宅を建てるのに必要な費用について知ることで、お金がどのように使われるのか全体像が把握できます。そうすることで、どこに重点的にお金をかけるか、またはコストカットできるかなどが見えてくるからです。何にお金をかけているかを知るためには、注文住宅を建てる上で必要な費用の内訳を知ることが大切です。

費用の内訳は「土地購入費」「建築費」「諸経費」の3つ分けられます。立地環境にこだわるなら「土地購入費」が高くなる傾向があり、こだわりが多い住宅を建てるなら「建築費」の予算を高くする必要があるでしょう。予算を決める前に、どんな費用がかかるのかを知っておきましょう。

注文住宅の相場をリサーチする

注文住宅の予算を決める上でも重要になるのが、費用の相場になります。都道府県、土地によって土地建物の相場は異なり、首都圏と地方とでは、大きな価格の差が見受けられます。そのため、家を建てたい場所によって大きく相場が変わってくるのです。

自分がこれから建てようと思っている土地での相場を知ることで、偏った予算額になることもありません。4,000万円の家で建てるつもりが、3,000万円の相場であれば、負担も少しは軽減できるでしょう。逆に、3,000万円の予算を組んでも、場所によっては相場が6,000万円という倍の金額になるケースもあるのです。

適正な金額で予算を組むためにも、注文住宅の費用相場のリサーチが重要です。

年収から住宅ローンを考える

注文住宅の購入は、一般的に頭金と住宅ローンによって支払われることが多いです。住宅ローンを何年も毎月支払い続けなければならないため、無理のない範囲内でローンを組むことが大切です。年収でまかなえない金額で家を購入しても、支払うことができなければ、家をてばなさなければなりません。

そうならないためにも、自分の年収からいくら住宅ローンを借りるのが最善かをしっかり考えることが必要です。費用シミュレーションなどで計算して、いくらの予算が組めるかなど知ることができるので、試してみると良いでしょう。

予算内で家を建てるためのポイント

予算オーバーをしないためには、できるだけコストを抑えることが必要です。ここでは、予算内で家を建てるために、いくつかのポイントを紹介します。

設備などのグレードにメリハリをつける

家を建てるために必要な資材や設備は、ハイクラスのタイプから手頃の価格帯のものまで幅広くあります。もちろんグレードの高いものを使って家を建てたいとは思いますが、メリハリをつけることで、費用を抑えることができるのです。最新のハイテクなお風呂よりも、中クラスの使い勝手の良いお風呂にすることで、不便することなく価格を抑えられるでしょう。

シンプルな構造の建物にする

注文住宅だからといって凝った構造の建物にすると、費用がその分高くなります。シンプルな構造にすることで、施工費用を抑えられ、さらに耐震面でも安定性を高められます。何をこだわるかにもよりますが、シンプルな構造の建物は、費用だけではなく、安心感も得られるのです。

水回りを集中させたレイアウトにする

配管工事の関係上、水回りを1箇所に集中することで、設置費用を節約することができます。水回りが離れていると、その分費用がかかるため注意しましょう。水回りがまとまっているレイアウトは、家事をする面でも、スムーズに行えるメリットもあります。

壁を少なくする

間取りを細かく仕切ることで、その分壁を作る必要がでてきます。そうなると、その分だけ費用が多くかかるため、できれば壁を少なくした方が良いでしょう。仕切りが少なければ、広々と開放的な空間にできます。

乾式工事を取り入れる

費用が高い湿式工事をやめて、予算を節約できる乾式工事を取り入れましょう。湿式工事は、職人が何度も手間をかけて作業するからです。そのため、乾式工事のようにコストを抑えられる工事を取り入れることがコスト削減につながるのです。

オーダー家具を控える

注文住宅において、造り付け家具はとても魅力的と言えるでしょう。しかし、職人による完全オーダー家具になるため、コストは高くなってしまうのです。そのため、はずせない場所の造り付け家具以外は、オーダー家具を控えることでコストを抑えられるでしょう。

まとめ

注文住宅を建て、居心地の良い快適な暮らしを実現するためには、きちんと予算を立てることが大切です。そのためには、建てるために必要な費用や相場をリサーチして知ることがポイントになるでしょう。また、費用を無理なく支払うためにも、年収考慮して予算を組むことが、支払いに追われることのない穏やかな毎日を過ごせます。

ぜひ快適な住まいを建てるためにも、最適な予算を立て、素敵な家づくりを目指しましょう。「吉高工務店」では、工務店だからこそお客様の細かなご要望にもお応えし、快適に過ごせる家づくりを提案しております。どのくらいの予算で家が建てられるのか、気になる方はぜひ当社へご相談ください。